上写真=大宮の攻撃陣の積極補強の一人となったのが、松田詠太郎(写真◎Getty Images)
「成長するチャンスだと思い決断」
横浜F・マリノスの将来を担うと期待されるアカデミー出身のアタッカー、松田詠太郎が大宮アルディージャに期限付き移籍することになった。
ユースから昇格して臨んだルーキーイヤーの2020年は、まずはSC相模原に育成型期限付き移籍で加わって7試合1ゴール、8月に横浜FMに復帰して15試合に出場、そのうち6試合は先発出場していて、ゴールはなかったものの、左右のウイングでスピード感のあるドリブルでチャンスを作っていった。AFCチャンピオンズリーグでもシドニーFC戦で交代出場していて、アジアデビューも果たしている。
「大宮アルディージャの関係者の皆さま、ファン・サポーターの皆さま、はじめまして。横浜F・マリノスより加入することになりました松田詠太郎です。大宮アルディージャのユニフォームを着てプレーできることを大変うれしく思います。自分の持っているものを全て出し、チームの勝利に貢献できるよう全力を尽くしますので応援をよろしくお願いします!」
さっそく大宮のファン・サポーターにあいさつしたが、中野誠也、矢島輝一の完全移籍や山田将之の期限付き移籍が延長されるなど、積極補強している新しい攻撃陣の一角に加わることになる。
横浜FMのファン・サポーターには、行ってきますのあいさつ。
「このたび、大宮アルディージャへ期限付き移籍をすることになりました。自分が成長するチャンスだと思いこの移籍を決断しました。またF・マリノスに貢献できるよう、日々たくさんのことを学び成長して戻ってきたいと思います。チームは変わってしまいますが、応援よろしくお願いします」
なお、期限付き移籍期間は2022年1月31日までで、移籍期間中、横浜FMと対戦するすべての公式戦に出場できない。
松田詠太郎(まつだ・えいたろう)
■ポジション:MF
■生年月日:2001年5月20日
■身長/体重:170cm/63kg
■出身地:神奈川県