松本山雅FCは12月28日、横浜FCのDF星キョーワァンが期限付き移籍で加入すると発表した。駒澤大から2020年に加入した星は、定位置をつかんだ時期もあったが、プロ1年目はJ1リーグで9試合の出場に終わっていた。

上写真=松本に期限付き移籍する星(写真◎J.LEAGUE)

「大きくなって帰ってきます」

 1997年6月25日生まれ、栃木県出身の星は、地元の矢板中央高から駒澤大に進み、2020年に横浜FCに加入。明治安田生命J1リーグでは、新型コロナウイルスの影響による中断明けの第2節から6試合連続で先発出場したものの、その後は出場機会が減り、リーグ戦は9試合出場・無得点に終わっていた。

 20年のJ2リーグで13位に終わり、1年でのJ1復帰を逃した松本は、リーグ13位タイの52失点を喫しており、星には守備再建への貢献が期待される。なお契約により、21年シーズンに横浜FCと対戦するすべての公式戦に出場できない。

 星は横浜FCのクラブ公式HPを通じて「1年間応援していただき、ありがとうございました。今シーズンデビューこそしたものの、チームの力になることができず悔しいシーズンでした。この悔しさを忘れず、成長するために闘ってきます。大きくなって帰ってきます」とコメントを発表。松本のクラブ公式HPを通じては「このたび、横浜FCから加入することになりました星キョーワァンです。J1昇格という目標達成のために、熱く闘います。アルウィンでサポーターの皆さんと会えることを楽しみにしています。これから応援よろしくお願いします」とあいさつした。


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