松本山雅FCは12月25日、大分トリニータから佐藤和弘が完全移籍で加入することを発表した。佐藤は今年10月から松本へ期限付き移籍して主力としてプレーしており、2021年のJ1昇格へ向けて重要な戦力と期待されての完全移籍になった。

上写真=佐藤和弘は2020年10月に松本へ期限付き移籍して、チームの逆襲の力になった(写真◎J.LEAGUE)

大分サポーターへ「成長した姿を見せられるように」

 今季10月に大分トリニータから松本山雅FCに期限付き移籍して活躍していたMF佐藤和弘が、2021年シーズンに完全移籍で松本の一員になることが12月25日に発表された。

 1990年9月28日生まれ、30歳の佐藤は今季、ヴァンフォーレ甲府から大分に移籍して自身初となるJ1に挑んだが、5試合のみのプレーで、10月に松本へ。すると17試合で主力としてプレーして、今回の完全移籍に至った。

「松本山雅FCのファン、サポーターの皆さん! 大分トリニータより完全移籍になりました佐藤和弘です!

 またアルウィンでプレーできることを嬉しく思います。今年の悔しさを来年にぶつけて絶対にJ1昇格しましょう!

 共に戦いましょう! One Soul!」

 松本に加わった第25節からはチームはわずかに3敗と、一時は21位まで落ち込んでいたチームの再建を担った一人になった。

 大分のサポーターにはこんな言葉を残した。

「このたび、松本山雅FCに完全移籍することになりました。

 大分トリニータの一員となり、J1という素晴らしい舞台でサッカー出来たこと、プレーする機会を与えて頂いた大分トリニータの哲平さん(西山GM)をはじめとするスタッフの皆様には感謝しかありません。

 自分の力不足で試合に出られずチームには貢献できませんでしたが、素晴らしい経験ができました!

 また皆さんの前で成長した姿を見せられるように頑張ってきます!

 1年間ありがとうございました!」


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