上写真=今シーズン限りの現役引退を発表した田坂祐介(写真◎Getty Images)
ジェフでプレーできたのは誇り。フロンターレにも感謝
田坂祐介が2020年シーズン限りで、スパイクを脱ぐことになった。大学卒業後の2008年に川崎Fで5シーズンプレーし(07年は特別指定)、12年にドイツのボーフムへ加入。4シーズンを過ごして川崎Fに戻り、2019年に千葉に加わった。千葉ではケガもあって、なかなかプレー機会を得られなかったが、35歳のMFは、その豊富な経験を若い選手に伝えてきた。
「今シーズンで現役引退することを決めました。ジェフに来てからの2年間はケガとの戦いでなかなかチームに貢献することができず、チームとしても目標であった昇格には届きませんでしたが、そんな中でも、自分を含め選手をいつも後押ししてくれたサポーターには感謝の気持ちしかありません。フクアリの雰囲気、熱いサポーターが大好きで、ジェフのユニフォームを着てプレーできたことは僕の誇りです。
この街に住んで、ジェフの存在の大きさを改めて感じました。これからも地域を象徴するクラブとしてより発展し、念願のJ1昇格を達成できることを陰ながら応援しています。ありがとうございました。
そして、自分にプロとしてプレーする機会を与えてくれた川崎フロンターレ、海外でプレーするという貴重な経験をさせてくれた
VfL Bochum 1848、これまでの自分のサッカー人生に関わってくれた全ての人に感謝しています。ありがとうございました」
クラブのHPを通じて発表した本人のコメントには、感謝の言葉があふれている。
■生年月日:1985年7月8日
■身長・体重:171cm・67kg
■ポジション:MF
■出身地:広島県
■経歴
2001~2003 サンフレッチェ広島ユース
2004~2007 青山学院大学
2007~2012 川崎フロンターレ
2012~2015 VfLボーフム(ドイツ)
2015~2018 川崎フロンターレ
2019~2020 ジェフユナイテッド市原・千葉
※07年は特別指定選手