明治安田生命J2リーグは5連戦の真っ最中。その3戦目となる第12節で、ジェフユナイテッド千葉はジュビロ磐田と対戦する。尹晶煥監督はこの一戦を分岐点ととらえ、選手たちに最大級の集中力を求めている。

上写真=今季初の連勝で尹晶煥監督も士気が上がる(写真◎ジェフユナイテッド千葉)

「少しの差は確実にあると思います」

 FC町田ゼルビアに2-0、松本山雅FCに3-0と今季初の連勝を飾ったジェフユナイテッド千葉。5連戦の真ん中となるJ2第12節はジュビロ磐田とのアウェーゲームだ。尹晶煥監督はこの一戦に大きな意味を与えている。

「(連勝はチームにとって)もちろん大きな影響があると思っています。だからこそ、今回の磐田戦が重要になってきます。この試合が終わるとまた中2日で試合がやってきますから、ここでいい結果を手にすることが次につながってくるのです。だから、重要な分岐点になると思っています」

 中2日で迎える試合とは、首位を快走するV・ファーレン長崎とのアウェー戦。「強豪を次々と相手にしなければならない」と尹晶煥監督も最大限の集中力を呼びかける。そのためにもまず、磐田戦での好結果が求められるが、「強い相手ですが、怖がらずにできれば十分に勝算はあると思っています。その準備をしっかりしています」と勝利へのイメージはできている。

「J1にい続けたチームですから、選手たち個人の能力は言うことがないほど飛び抜けていて、他のチームでさえも恐れを抱くこともあるかもしれません。少しの差は確実にあると思います」と敵に塩を送りながらも、「だからこちらは、組織的に、チームとして戦っていかなければいけませんし、それしかないのではないかと思っています」と微笑む。チーム名に「ユナイテッド(united=結びついた)」とあるように、一体となって戦う自信があるからこそだ。

「すべての選手の能力が高いですから、チーム全体が一緒に連係して守らないといけないと思っています」「能力の高い相手に対して、もちろんこちらの個人の能力を高めないといけませんが、複数の選手でカバーやマークを徹底してできるのであれば、相手にチャンスを与えないと思っています」と繰り返して、磐田への警戒を強調する。

「選手同士、たくさん話し合っているし、活気を持って練習に取り組んでいます。その事自体が、いい雰囲気だと言えると思います」「ほとんどの選手が試合に絡んできているので、それぞれのいいところを話しながら合わせていく努力をしています」と、連勝でコミュニケーションも最高潮。連戦だからこそ、前節で開幕戦以来のホームでの勝利を手にした余勢をかって、磐田を倒すつもりだ。


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