V・ファーレン長崎の手倉森誠監督が7月27日、オンラインで取材に応じた。J2リーグ唯一の無敗で首位を走るチームの今後の戦いや、前節で見られたベテランDF徳永悠平の働きなどについて語っている。

上写真=27日の練習後、オンラインで取材に応じた手倉森監督(写真◎スクリーンショット)

山口、東京V戦への準備

 V・ファーレン長崎は第7節終了時点で6勝1分け、J2リーグ唯一の無敗で、2位の大宮アルディージャに勝ち点4差をつけて首位に立っている。現在は、京都サンガF.Cとホームで対戦した7月25日の前節に続き、29日はアウェーでレノファ山口と、8月2日はホームで東京ヴェルディと対戦する今季2回目の3連戦の真っただ中だ。

 山口戦2日前の練習を終えた手倉森誠監督は「対戦相手の分析をした後、戦術確認をしようと思ったら、土砂降りの雨で芝生に水が浮いたので、コンディショニングに切り替えた。頭の中に山口戦の戦い方を刷り込んだ状態」と明かした。その山口については「スタイルづくりの段階で足踏みしている状態。描けているものはあるけれど、うまくいっておらず苦労しているという感じがある」と語る一方、「逆に言えば、何をしてくるか分からないくらい、勝っていないチームの恐ろしさを感じる」と警戒感を示している。
 
 東京Vについては「人もボールも動きながらの仕掛けは、ものすごく長けていて、やっかい。手を焼く相手だと思っている」と分析。それぞれの対策と、連戦で選手を入れ替えるターンオーバーについては「もちろんやりくりはあるが、対山口、対ヴェルディで、相手のサッカーに対応・適応できるメンバーを組まなければいけないと考えている」と語った。


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