6月25日、レノファ山口がオンラインで取材対応を行なった。J2リーグ再開が2日後に迫る中、キャプテンのMF池上丈二は中断期間の上積みに手応えをつかみながら迎える再開初戦で、開幕戦に続く結果を残すことを誓った。

上写真=再開への意気込みを熱く語った池上(写真◎スクリーンショット)

「有意義な時間になった」

 J2リーグの再開初戦、ファジアーノ岡山とのアウェーゲームが2日後に迫ってきた。移動前最後の練習を終えたMF池上丈二は、「今日の練習もすごく良い雰囲気でできた。再開に向けて良い準備ができている」と納得の表情を浮かべた。

 レノファ山口は今季、2月23日のホーム開幕戦で京都サンガF.Cを1-0で下し、白星スタートを切ったが、その後に公式戦が延期となり、約4カ月の中断期間があった。開幕戦では勝利したといえ、攻撃のビルドアップに課題が出たと語る池上は、「ゴールキーパーからしっかりつないでいくことを、この4カ月間、しっかり練習できた」と振り返り、「守備の面でも、FWからしっかり行くことを練習できた。有意義な時間になった」という。

 大阪体育大から加入して4年目を迎える今季、キャプテンに就任した。チームを引っ張る立場となり、「去年よりも確実に、声を出す機会が増えているのを自覚している」と語る。「ピッチの中でも、外でも声を出して、コミュニケーションを取ることを1年通してやっていくことは、自分で決めたことでもある。そこは去年と変わったところ」と自身を分析しており、就任発表時、クラブ公式HPを通じて「僕なりにキャプテンとしてチームを引っ張っていきたい」とコメントした通りの言動で先頭に立っている。

 開幕戦では1-0の決勝ゴールを奪った。岡山戦でも4カ月越しとなる「2試合連続ゴールを狙っている」と意欲を見せ、シーズンを通しては「10ゴール・10アシストが目標。成し遂げるために1年間、頑張っていきたい」と語った。今季2回目のスタートダッシュを飾るべく、蓄積の自信を胸に岡山へと乗り込む。

取材◎石倉利英


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