J2のレノファ山口FCは10日、チーム活動を段階的に再開する準備として、5月11日から希望者による自主トレーニングを開始すると発表した。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、山口は4月12日よりチーム活動を休止している。

上写真=自主トレーニングを再開する山口(写真◎J.LEAGUE)

感染防止対策は徹底

 クラブによると、県及び山陽小野田市と協議の上、練習場である山口県立おのだサッカー交流公園のピッチが開放されることになったという。

 クラブは感染拡大防止の対策として、「時間差、人数制限を設けトレーニングを行なう」「自主トレーニング中は、コンタクトプレー等の接触を避けたトレーニングとする」「選手はクラブハウスを使用せず、自宅とグラウンドの直行直帰とする」としている。なお、練習見学やファンサービスについては当面の間中止となる。

 今後のチームトレーニングについては、新規感染者の発生状況などを鑑みて、段階的に再開していく予定。5月10日時点で県内の新型コロナウイルス感染者は37人で、5月5日以来、新規感染者は発生していない。


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