ファジアーノ岡山MFパウリーニョが、3月11日のサンフレッチェ広島との練習試合で加入後初のフル出場して持ち味を発揮。日本での豊富な経験と実績を武器に、初のJ1昇格を目指すチームを引っ張りそうだ。

上写真=広島との練習試合で精力的なプレーを見せたパウリーニョ(写真◎石倉利英)

加入後初のフル出場

 3月11日に行なわれたサンフレッチェ広島との練習試合で、ファジアーノ岡山MFパウリーニョが躍動した。45分×4本の1本目と2本目にフル出場し、ボランチの一角でハードな守備を見せたほか、2本目の終盤でもゴール前まで攻め上がってミドルシュートを放つなど、攻撃でも存在感を放った。

 岡山は1本目の33分に先制されたが、42分に追い付き、2本目と合わせて1試合分の90分間は1-1の引き分け。パウリーニョは試合後、「広島はすごく強く、J1の中でもトップレベルのチームの一つに数えられると思う。でも僕たちもしっかり戦えた。1本目は僕たちのプレスに甘さがあり、少しスペースを与え過ぎたが、ハーフタイムに有馬賢二監督が言ってくれて修正できたので、2本目は改善できた」と満足げに振り返った。

 2010年の栃木SCに始まり、川崎フロンターレ、ジェフ千葉、湘南ベルマーレ、松本山雅FCで実績を重ねてきた。日本で11年目を迎える今季、岡山に完全移籍して大きな期待を集めていたが、プレシーズンの負傷で出遅れ、2月23日のJ2リーグ開幕戦はベンチ外。その後に練習に復帰したものの、その矢先にJリーグ全公式戦が延期となり、岡山デビューは持ち越しになっている。

 本領を発揮した広島戦での好パフォーマンスは、自身のコンディションに加え、周囲との連係も向上したことをうかがわせるもの。本人も「岡山で90分間プレーするのは初めて。もちろん改善しなければいけないところはあるけれど、良い感じでプレーできた」と手応えをつかんでおり、有馬監督も「順調に来ている。おそらく、さらに良くなっていく。楽しみ」と期待を寄せた。

 Jリーグは延期が続いており、岡山デビューは最速でも4月5日、アウェーでのFC町田ゼルビア戦となる。「サッカー選手である以上、練習したい、試合に出たいという気持ちは全員が持っている。自分もそう」と、その日を待ちわびるパウリーニョは、「試合がないので仕方ない。そこに向けて日々の練習をしっかりやっていくことが大事」と語り、岡山の一員として、さらに努力を続けていく思いを明かした。

文◎石倉利英 写真◎石倉利英

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