J2のV・ファーレン長崎は2日、昨季まで所属していたFW長谷川悠がウーロンゴンオリンピックFC(オーストラリア独立リーグ)に加入することを発表した。オーストラリア独立リーグはAリーグから数えて6部に相当する。
上写真=オーストラリアへの移籍が決まったFW長谷川(写真◎J.LEAGUE)
「人生を豊かに彩りたい」
2006年に流通経済大付属柏高から柏レイソルに加入した長谷川は、FC岐阜、アビスパ福岡などへの期限付き移籍を経験したのち、2010年にモンテディオ山形へ完全移籍。その後は大宮アルディージャ、徳島ヴォルティス、清水エスパルスへの移籍を経て、2019年にV・ファーレンに加入。Jリーグでは計8クラブでプレーし、J1・J2通算で291試合出場45得点を記録した。
長崎のクラブ公式サイトで発表された長谷川のコメントは以下の通り。
「ご無沙汰しております。開幕戦ナイス勝利!そして、好スタートおめでとうございます!
この度、オーストラリアで新しいチャレンジをすることにしました。小学生でサッカーを始めて以来、チームに属さない状況を初めて経験しましたが、自分に向き合うとてもいい時間になりました。その時間もきちんと向き合い、焦ることなく生活できたのは、昨年の長崎での生活があったからだと思います。また、たくさんの方々に相談やサポートをしていただきありがとうございました。ご心配おかけしました。
これからも自分自身で選択しながら、人生を豊かに彩っていきたいと思います」