前節、ホームで福岡に4-2と完勝した水戸。勝ち点3を積み上げ、首位に返り咲いた。そして迎える18節では、勝ち点で並ぶ2位の山形と上位直接対決に臨む。

上写真=前節2ゴールを挙げた浅野(写真は14節柏戦) 写真◎J.LEAGUE

 6月12日、週末に控える山形とのアウェー戦を前に、水戸の選手はミニゲームなどで汗を流した。練習後、チームを前線でけん引するFW黒川淳史と、前節2ゴールを決めたMF浅野雄也に、次節への意気込みを聞いた。

黒川「勝ち点3を積み重ねて、一歩抜け出せるように」

「順位はあまり気にしていないですけれど」と前置きしつつも、黒川は山形戦がシーズン最初の天王山となり得る一戦であることを心得ている。

「次節は山形との(上位)直接対決ということで、シーズンを通しても最初の、注目の一戦になるんじゃないかなと思っています」

 また、「バイアーノとの対戦も楽しみ」と言うように、昨シーズンともに戦った仲間との再会も心待ちにしているようだ。

「どの試合も大事ですけれど、アウェーでしっかりと勝ち点3を積み重ねて、一歩抜け出せるように、しっかりと準備したい」と、敵地での必勝を誓う。

浅野は同級生に闘志

 また、前節の福岡戦で2ゴールを決めた浅野は、勢いそのままに2試合連続ゴールを狙っている。

「(前節は)自分の力を出し切れたと思いますが、(シーズンを通しては)ちょっと遅かったかなと感じます。ゴールを決めてから、その勢いに乗ることも大事。この2点入れてからの次の試合が大切なので、(山形戦でも)ゴールに絡めるようなプレーを増やしていきたい。数字にこだわって、また2点とって、たまたまじゃないというのを証明したいです」

 山形は3バック、あるいは時間帯によって5バック気味に戦うと予想されるが、「相手のディフェンスが何枚でも、自分たちがやり切ることは変わらない。どんな相手でも、やっぱり点を取れないとダメだと思うので、とにかく点を取ることだけを考えて頑張りたい」と、貪欲にゴールを見据えている。

 さらに、山形に在籍する同級生にも闘志を燃やす。

「(坂元達裕には)負けてられないですね。それに、僕の(大阪体育大の)同級生の末吉塁もいるので、大卒同士で刺激を与え合いながら、頑張りたい」と、同級生のライバルの前での活躍を期す。

 注目のJ2首位攻防戦は、6月15日(土)19時に、山形のホーム・NDスタでキックオフされる。

■2019年6月15日19時 J2リーグ第18節
モンテディオ山形 vs 水戸ホーリーホック
(会場:NDソフトスタジアム山形)


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