上写真=遠藤渓太が決めて佐藤龍之介と喜び合う。FC東京は高い集中力で勝利を手にした(写真◎J.LEAGUE)
■2026年4月29日 J1百年構想リーグ第13節(観衆:13,073人@三協F柏)
柏 1-3 FC東京
得点:(柏)中川敦瑛
(F)遠藤渓太、佐藤龍之介2

柏はついに4連敗
柏レイソルはここ3試合は無得点で3連敗と苦しむが、FC東京に対しては2024年から3勝2分けの負けなしと相性はいい。ただ、柏は攻撃で違いを作れる小泉佳穂と右からチャンスを作る久保藤次郎が出場停止。一方のFC東京は直近は2連勝で合計8得点と好調だ。
ともに攻撃に一家言あるチームで、いきなりフルスロットルで攻め合った。5分に柏が中川敦瑛のミドルで脅かせば、FC東京はプレスからのショートカウンターで最後は佐藤龍之介が鋭く狙い、18分にはロングカウンターで佐藤龍が運んでマルセロ・ヒアンへ、GKと1対1になるが、永井堅梧に右手で弾かれてゴールはならず。
その後もともに攻めて、守備も集中して、緊張感のある引き締まった展開が続いた。
そして、ついにスコアを動かしたのはFC東京の方。43分、中盤のルーズボールの奪い合いからカウンターを発動、マルセロ・ヒアンが運んでから左の遠藤渓太に送ると、DFと対峙しながらシュートコースを見つけ、ていねいに射抜いてゴール右に送り込んだ。
後半に入って最初のゴールもFC東京。60分、相手クリアを弾き返したボールが前線のマルセロ・ヒアンへ。その左横を走った佐藤龍に渡すと、左足で低い弾道の高速ショットを放ってねじ込んだ。
柏は後半に垣田裕暉と原川力、57分に大久保智明、67分に山内日向汰を投入して攻撃を強化。押し込みながらもなかなかチャンスにつながらなかったが、ついにこじ開けたのが72分。右からの原川のFKをGKキム・スンギュが弾いたこぼれ球を、仲川がダイレクトで蹴り込んで、1点差に追い上げた。
雨足がどんどん強くなる中でも、ともに攻撃への意欲を前面に出して白熱の展開は続く。
そんな熱戦の締めもFC東京。野澤零温が切り込んだところで倒されてPKを獲得、89分にこれを佐藤龍が右上にずばりと決めて、勝負あり。
FC東京はまたも3ゴールをたたき出して柏の追撃を振り切り、3連勝を達成。首位の鹿島アントラーズに3ポイント差まで詰め寄った。柏はついに4連敗。
