上写真=エリソンが19分でハットトリックを達成した(写真◎J.LEAGUE)
■2026年2月8日 J1百年構想リーグ第1節(観衆:22,226人@U等々力)
川崎F 5-3 柏
得点:(川)エリソン3、松長根悠仁、脇坂泰斗
(柏)細谷真大、瀬川祐輔、山内日向汰

柏もあきらめずに3ゴール
両チーム合わせて8つものゴールが飛び出した90分。そのきっかけはエリソンがいきなり19分間で完成させたハットトリックだろう。
5分に豪快なPKをゴール右に突き刺すと、11分には伊藤達哉がゴール前に持ち込んできり返したボールをもらって左足でGK小島亨介の股下を射抜いた。25分にも左から脇坂泰斗が持ち運び、左外から中に入ったエリソンが受けて、右足でたたき込んだ。
川崎フロンターレがエースの爆発に沸いたが、柏レイソルはあまりにもスロースタートすぎた。ここから逆襲に転じると、リカルド・ロドリゲス監督は35分に早くも交代カードを切り、原田亘を3バックの右に送り込んだ。
攻撃時に最前線にまで潜り込むこのDFは、さっそく結果を残す。小泉佳穂のパスをペナルティーエリア内で受けて中へ、細谷真大が巧みなバックヒールでゴールに流し込んで、1点を返した。
このゴールで柏が押し込む流れが確かなものとなり、後半も続いた。細谷や原田のシュートシーンを作ると、61分に追加点をもぎ取る。小西雄大が自陣からロングパス、裏に抜けた瀬川祐輔が優しいトラップからGKスベンド・ブローダーセンの出際を突いて流し込み、古巣に1点差に迫った。
しかし、68分に川崎Fが引き離しにかかった。山本悠樹の左CKをニアに入った松長根悠仁がヘッドでコースを変えて逆サイドネットに送り込み、またもや2点差にしてみせた。
柏もあきらめない。81分、久保藤次郎が右から突破して折り返したところを山之内佑成がヘディングシュート、GKブローダーセンが弾いたもののその後のクリアが小さく、山内日向汰が古巣のゴールにダイレクトで豪快に蹴り込んだ。
さらに同点を狙って攻め込んだ柏だが、川崎Fも最後のひと突きを狙っていた。90+4分、橘田健人の横パスを右サイドで受けた脇坂泰斗が逆サイドへずばりと蹴り込んで、最後はキャプテンが勝利を引き寄せた。
この直後に試合終了のホイッスル。迫力のある攻撃を誇る両チームが、最後まで攻め抜くゲームとなった。
