上写真=肥田野蓮治がキャプテンの渡邊凌磨の祝福を受ける(写真◎J.LEAGUE)
■2026年2月7日 J1第1節(観衆:16,338人@フクアリ)
千葉 0-2 浦和
得点:(浦)松尾佑介、肥田野蓮治

先制ゴールの「アシスト」も
ルーキーが開幕戦に初スタメンで初ゴール! 肥田野蓮治がその名を確かに刻んだ。しかも、出身は千葉だから、地元に錦を飾ってみせた。
「地元の千葉で、ここ(フクダ電子アリーナ)も何回かやったことあるグラウンドだったので、思い出深いグラウンドでやれて、なおかつ結果がついてきたんで、そこは良かったなと思います」
12分、左サイドのスペースに渡邊凌磨が流し込み、走り込んだ松尾佑介が抜け出して角度のないところからシュート、一度はDFにかき出されたが、そこにいたのが背番号36。
「開幕戦で絶対にゴールを決める気持ちでピッチに立っていた」
左足で冷静に押し込んだ。
「素晴らしいサポーターの前で点を決めたいとずっと思ってたんで、そこが達成できたことは少しほっとしてます」
喜びの表情は初々しい。
この少し前にも、勝負を動かす重要な役割を果たしている。
4分、GK西川周作のロングキックにうまく合わせてジャンプして、ヘッドで前に流した。転々としたボールが千葉のDFとGKの「お見合い」を誘う形となり、その間に滑り込んだ松尾が奪ってPKを獲得している。松尾が5分に決めた先制ゴールの「アシスト」だ。
マチェイ・スコルジャ監督は前線にこの2人を置いた決断が功を奏したことを喜んだ。
「キャンプから取り組んでいた肥田野蓮治と松尾佑介の連係のところ、そこが非常に良かったと思います。その組み合わせから2得点が生まれました」
今年のテーマの一つとしてハイプレスからのショートカウンターに磨きをかけていて、それを具現化できたのは、速さを武器にする2人のコンビネーションあってこそ。「このコンビが固定ではない」とスコルジャ監督は釘を刺すが、このチームの変貌の象徴として印象的なつながりをピッチに描いた。
「来週はまた試合がありますから、切り替えて、また決めたい」
昨季、特別指定選手として11月の第37節ですでにデビューを果たしていて、そのファジアーノ岡山戦でもゴールを決めている。まさに強運の持ち主。
次の相手はFC東京だ。FC東京U-15に所属していたがU-18に昇格できなかった「古巣」を相手に、痛快なゴールを狙う。
