明治安田生命J1リーグは11月5日に最終節となる第34節を迎えた。優勝争いは首位の横浜F・マリノスが勝利を収めて、3年ぶり5度目の頂点に立った。下位ではすでに降格の決まっていたジュビロ磐田に続き、もう一つの自動降格枠には清水エスパルスが。16位の京都サンガF.C.はJ1参入プレーオフ決定戦に回る。

上写真=横浜FMが神戸を下して最終節でチャンピオンに(写真◎J.LEAGUE)

G大阪が残留決定

 トリコロールの戦士たちが歓喜の雄叫びだ。J1最終節までもつれ込んだ優勝争いは、首位の横浜F・マリノスがヴィッセル神戸に勝って、3年ぶり5回目のリーグチャンピオンを勝ち取った。詳しくはマッチレポートに譲るが、1-1で折り返した後半に、西村拓真と仲川輝人がゴール。3-1で突き放して頂点に立った。

 勝ち点2差で追いかけた2位は、FC東京との「多摩川クラシコ」で、GKチョン・ソンリョンが退場した数的不利にも関わらずに勝利への意欲を見せ続け、3-2で逃げきりに成功。こちらも詳報しているが、最後まで激しく戦い抜いた。

 下位に目を移すと、残留への激闘を見せたのは清水エスパルス。後半の早いうちに2-1と逆転に成功して、60分に追いつかれたものの、78分にホナウドのゴールでまたも勝ち越し。ところが、86分と90+2分にゴールを浴びて3-4で逆転負け。前節ですでに決まっていたジュビロ磐田と合わせ、静岡勢が降格の憂き目にあった。

 ガンバ大阪は鹿島アントラーズに、京都サンガF.C.は磐田にそれぞれ0-0で引き分けて勝ち点1ずつを積み上げ、どちらも順位が変わらず、G大阪が残留を決定、京都はJ1参入プレーオフ決定戦に回ることになった。

 得点王はこの日も1ゴールを加えて通算14得点とした清水のチアゴ・サンタナが初めて獲得した。

画像: 最後まで優勝争いを演じた川崎Fは勝利を収めたものの、悔し涙に暮れた(写真◎J.LEAGUE)

最後まで優勝争いを演じた川崎Fは勝利を収めたものの、悔し涙に暮れた(写真◎J.LEAGUE)

画像: 16位の京都はJ1参入プレーオフ決定戦に回ることに(写真◎J.LEAGUE)

16位の京都はJ1参入プレーオフ決定戦に回ることに(写真◎J.LEAGUE)

J1第34節の結果

■11月5日
札幌 4-3 清水
得点:(札)ガブリエル・シャビエル、青木亮太、キム・ゴンヒ、青木亮太(清)チアゴ・サンタナ、白崎凌兵、ホナウド

鹿島 0-0 G大阪

浦和 1-1 福岡
得点:(浦)岩波拓也(福)フアンマ・デルガド

柏 1-2 湘南
得点:(柏)小屋松知哉(湘)町野修斗、瀬川祐輔

FC東京 2-3 川崎F
得点:(F)アダイウトン2(川)脇坂泰斗、マルシーニョ、オウンゴール

磐田 0-0 京都

C大阪 0-1 名古屋
得点:(名)相馬勇紀

神戸 1-3 横浜FM
得点:(神)武藤嘉紀(横)エウベル、西村拓真、仲川輝人

鳥栖 2-2 広島
得点:(鳥)宮代大聖、ファンソッコ(広)佐々木翔、満田誠


This article is a sponsored article by
''.