上写真＝横浜F・マリノスはホームで優勝を決められるか？（写真◎Getty Images）
G大阪vs 磐田 予想：１－１
18位の磐田は、31節の清水戦でアディショナルタイムに追いつき、首の皮一枚、残留への望みをつないだ。ただし土俵際に追い詰められていることに変わりはない。今節、17位のG大阪に敗れれば、その瞬間にＪ2降格が決まる。ここ4試合は1勝3分けと粘り腰を見せてきたが、今回は引き分けでいい試合ではない。敵地であっても勝つしかない。とはいえ闇雲に攻めるわけにもいかず、リスクを管理しつつ勝利を目指すことになる。それはG大阪も同じだろう。重たい展開の中、1－1というロースコアで決着するのではないか。その場合、16位の清水が鹿島に引き分け以上の結果なら、磐田の降格が決定する。磐田は奇跡のうっちゃりを 決められるか。
福岡 vs 柏 予想：１－０
福岡は現在15位であり、降格圏ではないものの、この柏戦に敗れた場合、下位チームの結果いかんで17位に転落する可能性がある。是が非でも勝ち点３をつかみたいところだ。前回対戦は3月で、敵地で0－1で敗れた。ただシュート数では上回り、特に後半はサイド攻撃が冴えて内容で圧倒していた。今回は前半からペースを握り、ゴールをこじ開けたい。ポイントは、クロスの受け手となる選手のゴール前への入り方か。山岸、ルキアン、フアンマの働きにかかる部分は大きい。逆に柏側からすれば、このルートを遮断すれば、勝利に近づくだろう。いずれにせよ、1点勝負のゲームになりそうだ。今回は福岡が前回の借りを返し、１－０で決着すると読む。
横浜FM vs浦和 予想：３－１
優勝へ足踏み状態が続く横浜FMだが、依然として首位に立ち、残り2戦に勝てば、2位川崎Fの結果にかかわらず、自力で優勝を決められる。この浦和戦で勝利を収め、2位川崎Fが引き分け以下の結果なら優勝が決まるが、目の前の試合で勝つことだけに集中しているに違いない。前回対戦は5月で3－3の打ち合いを演じた（11節）。3－0と前半のうちにリードしながら後半に3点を叩き込まれ、結局追いつかれてしまった。横浜FMにとっては苦い記憶だ。直近2試合は残留争いを続けるチームの『守備重視』の前に敗れたが、浦和は引いて守るチームではない。持ち味を発揮でき、３－１で横浜FMが勝ち点３を積むと予想する。
その他のカードの予想スコア
◇川崎F vs 神戸◎予想：２－１
◇湘南 vs 鳥栖◎予想：１－１
◇清水 vs 鹿島◎予想：１－１
◇名古屋 vs FC東京◎予想：１－２
◇京都 vs C大阪◎予想：１－２
◇広島 vs 札幌◎予想：１－０
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