明治安田生命J1リーグは25節、27節の未消化分を10月12日に開催する。今回も新スポーツくじ『WINNER』の参考として、サッカーマガジンWEB的注目の3カードをピックアップ。スコアを予想した。

上写真=32節のG大阪戦に敗れたものの、横浜FMは依然として優勝に一番近い位置にいる(写真◎桜井斉)

横浜FMvs磐田◎予想:1-1

 残留に向けて後がない磐田は、一戦必勝でこの試合に臨むことになる。5月の前回対戦ではホームゲームながら横浜FMの攻撃力に抗うことができず、0-2で敗れた。是が非でも勝ち点がほしい磐田はまず前提として、スピード豊かな相手の攻撃を食い止めねばならない。早々に失点して畳みかけられるような事態は避けたいところだ。そのためにはイージーミスをせず、守備時にしっかり人を捕まえることが肝心だ。0-0の時間をなるべく長くして、ロースコアの展開に持ち込みたい。それでも横浜FMの攻めは強力であり…ドロー決着と予想するが果たしてーー。

神戸vs湘南◎予想:0-0

 シーズン終盤に来て負けないチームに変貌しつつある神戸と、粘り腰を見せ始めた湘南の対戦だ。残留を確定させたいチーム同士の対決とも言えるだろう。前回対戦は5月に行われた14節で、町野修斗が2得点を決め、湘南が2-1で勝利を飾っている(神戸の得点者は菊池流帆)。神戸としてはリベンジをしたところだが、当時とは状況が異なり、負けないことが重要な一戦でもある。結果、堅い試合になることが予想される。多くの時間で湘南が押し込まれる展開にもなりそうだが、スコアは動かず、結局、決定打も欠いてスコアレスドローになると読む。

浦和vs札幌◎予想:2-0

 終盤に来ても成績が安定しない浦和に対し、札幌は9月以降は勝ち星が先行し、勝ち点を着実に積み上げている。札幌の戦いぶりを見ると、ボールを奪ってからゴールまでの流れが実にスムーズで、相手のビルドアップをシャットダウンして攻めに転じるプレーが磨かれている印象だ。それは浦和の失点パターンでもあるだろう。ただし、その狙いは浦和も重々承知のはず。人につく相手の守備を素早いパスワークでかわすことができれば、たちまちチャンスになる。前回対戦は1-1のドローに終わっているものの、今回は相手の狙いを逆手にとる浦和が勝機をつかむのではないか。

◆その他のカードの予想スコア

◇FC東京 vs C大阪◎予想:2-2
◇川崎F vs 京都◎予想:2-1

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