名古屋グランパスは8月31日、MF前田直輝がオランダのFCユトレヒトに期限付き移籍することを発表した。期間は2023年6月30日まで。前田は同じユトレヒトに今年1月に期限付き移籍していたが、デビュー戦で左足を骨折、6月30日で移籍期間が終了していた。

上写真=前田直輝が再びオランダで勝負に出る(写真◎Getty Images)

「恩返しできるように全力で」

 悪夢のデビュー戦を乗り越えるときがやってきた。名古屋グランパスは8月31日に、前田直輝がオランダのFCユトレヒトに期限付き移籍することを発表した。昨年1月16日のデビュー戦、アヤックス戦で開始わずか8分、相手のスライディングタックルを受けて左足下腿を骨折する大ケガを負って、戦列を離れていた。

 期限付き移籍期間は6月30日までだったが、改めてもう1年、オランダでプレーするチャンスを得た。今回の期限付き移籍期間は、2023年6月30日まで。再挑戦に、前田は意欲満々だ。

「グランパスファミリーの皆さま、お久しぶりです。
 このたび、オランダリーグのFCユトレヒトへ再び期限付き移籍をすることになりました。
 夢だった海外挑戦で大怪我をしてしまったのがデビュー戦の1月16日でした。
 あれほど目の前が真っ暗になったことは人生の中でありません。
 あれから7ヶ月、僕の想いをグランパスに理解していただきながら、オランダでリハビリ、トレーニングを続けてきました。
 リハビリ中も不安が先行する時期が続きましたが、ユトレヒトのスタッフを中心にたくさんのサポートをしていただきました。その日々が続けば続くほど、もう一度ユトレヒトで挑戦したい気持ちが大きくなってきました。
 そして今日オランダの移籍期間の最終日に発表が出来ることを本当に嬉しく思いますし、寛容な心で理解していただいたグランパス関係者の皆さまには感謝しかありません。
 少しでもユトレヒトで活躍し、名古屋グランパスやグランパスファミリーの皆さんに恩返しできるように全力で頑張ります。
 引き続き、前田直輝を応援していただけると嬉しいです!」


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