AFCチャンピオンズリーグ(ACL)に参加している浦和レッズとヴィッセル神戸がそれぞれ最終節を前に、決勝トーナメント進出を決めた。グループFの浦和は27日にセーラーズに大勝。東地区5組の2位チームのうち上位3チームに入ることが決まった。また、グループJ首位の神戸も2位の上位3チーム以内に入ることが決定。ラウンド16に駒を進めることになった。
上写真=28日、日本勢では浦和と神戸の決勝トーナメント進出が決まった(写真◎AFC)
良い形で終わりたい(ロティーナ監督)
浦和は27日に行われたグループFの第5節でセーラーズ(シンガポール)に6-0で大勝し、その後に行われた同組の大邱(韓国)対山東泰山(中国)が4-0で大邱の勝利に終わった。その結果、山東泰山の4位が確定。4位チームとの試合を除いた浦和の成績は2勝1分1敗の勝ち点7で、最終節を待たずに東地区の2位チームのうち成績上位3チームに入ることになり、決勝トーナメント進出が決まった。
また、グループJ・1位の神戸も、他グループの結果により東地区5組の各組2位のうち上位3チーム以内に入ることが確定した。なお、神戸はクラブを通じ、ロティ―ナ監督、山口蛍選手がコメントを発表している。
■ロティ―ナ監督コメント
「自分たちの一つ目の目標は達成できました。よかったです。ここ(タイ)に来た時は自分たちに二つの目標がありました。一つ目が決勝ラウンドへの進出を決める事でした。二つ目がチームのプレーの質を上げるというところでした。一つ目の目標は達成できたので、残りの時間で引き続きチームの成長の為に練習を重ねて、最後良い形で終わりたいです」
■山口蛍コメント
「(最後の試合も)しっかり勝って、良い形でグループステージ終わりたいです。もちろん1位で通過したいですし、しっかり勝って終わって、Jリーグに良い流れを持っていきたいです」