12月23日、セレッソ大阪はファジアーノ岡山のMF上門知樹を完全移籍で獲得したことを発表した。沖縄県出身で地元のFC琉球でプロキャリアをスタートさせ、岡山に移ってプレーし、自身初のJ1でのプレーに挑戦することになった。

上写真=上門知樹は2年連続でほぼ全試合出場。その実績でJ1へ挑む(写真◎J.LEAGUE)

「その誇りを胸に、強い覚悟を持って」

 上門知樹(うえじょう・さとき)は地元のFC琉球でプロデビュー、2019年に38試合に出場して頭角を現し、20年から岡山でプレー。その年に42試合すべてに出場、今季も41試合に出場し、うち40試合は先発と、チームの攻撃を支えてきた。13ゴールはJ2得点ランク7位タイで、技巧派MFとして鳴らしてきたテクニックを、自身初めてのJ1で生かしていく。

 まずはクラブを通じて、加入のあいさつ。

「ファジアーノ岡山から移籍してきました上門知樹です。J1の舞台は初挑戦となりますが、セレッソ大阪の力になれるように日々努力します。セレッソ大阪のサポーターの皆さんの前でプレーするのが楽しみです! よろしくお願いします」

 岡山では押しも押されもしない中心選手だっただけに、移籍に悩んだ心境をサポーターに明かしている。

「このたび、セレッソ大阪に移籍することになりました。ファジアーノ岡山をJ1に上げられず悔しい思いもある中で、正直に話すと、この移籍に関してはすごく悩みました。それでも僕のこの決断に対してファジアーノ岡山の温かいサポーターの皆さんなら後押ししてくれると思い、移籍を決断いたしました。2年間、ファジアーノ岡山の一員としてプレーできたことは誇りです。その誇りを胸に、強い覚悟を持って行ってきます! 本当に2年間ありがとうございました!」

上門知樹(うえじょう・さとき)
■生年月日:1997年4月27日
■出身地:沖縄県
■身長/体重:166cm/61kg
■ポジション:MF
■経歴:与勝中 - 与勝高 - FC琉球 - ファジアーノ岡山
■出場記録
J2:121試合34得点
J3:39試合2得点
天皇杯:3試合1得点


This article is a sponsored article by
''.