上写真＝松井謙弥は難しい第2GKという役割を全力で果たした（写真◎J.LEAGUE）
リーグ33試合でキム・ジンヒョンを支える
36歳のベテランGK松井謙弥がセレッソ大阪を離れることになった。松井は2010年から3年間、C大阪でプレーしており、その後、徳島ヴォルティス、川崎フロンターレ、大宮アルディージャ、水戸ホーリーホックでプレーして、今季、復帰していた。
「今シーズンも応援ありがとうございました。1年と短い期間でしたがまたセレッソのユニホームを着て戦うことができて良かったです。なかなかチームの力になれず不甲斐なさと悔しさでいっぱいですが、これを糧にまた頑張りたいと思います。引き続き応援よろしくお願いします」
クラブを通じてそうあいさつした松井。今季はリーグ戦の出場はなかったものの、33試合でベンチに入って、正守護神のキム・ジンヒョンを支え続けた。
そのキム・ジンヒョンは10月の取材で「謙弥さんもいいキーパーで、いい準備している中で自分が試合に出続けているから、謙弥さん以上にやらないといけないということ。謙弥さんが出ても僕以上のプレーができるし、もっと気合も入ると思います。だから、それ以上に僕も応えていかなければいけない」とその存在の大きさに感謝していた。
松井謙弥（まつい・けんや）
■生年月日：1985年9月10日
■出身地：静岡県
■身長/体重：187cm/72kg
■ポジション：GK
■経歴
ヤマハジュビロSS掛川 - ジュビロ磐田ユース - ジュビロ磐田 - 京都サンガF.C. - セレッソ大阪 - 徳島ヴォルティス - 川崎フロンターレ - 大宮アルディージャ - 水戸ホーリーホック - セレッソ大阪
■代表歴：U-19日本代表、U-20日本代表、U-21日本代表、U-22日本代表
■出場記録
J1：29試合0得点
J2：122試合0得点
リーグカップ：20試合0得点
天皇杯：14試合0得点
J1昇格プレーオフ：2試合0得点
ACL通算：1試合0得点
