鹿島アントラーズは5日、相馬直樹監督が今シーズン限りで契約満了となり、退任すると発表した。相馬監督は今年4月、前任のザーゴ監督の後を受け、コーチから昇格。チームの指揮を執り、4位に導いた。なお、奥野僚右コーチ、パシェココーチ、ウェリントンテクニカルスタッフも契約満了で退任となることが発表された。
上写真=約8か月間、鹿島の指揮を執った相馬直樹監督の退任が決まった(写真◎Getty Images)
前任ザーゴ監督のあとを受け4位でフィニッシュ
クラブのOB監督として今年4月に前任のザーゴ監督の後を受けて、就任した相馬監督はチームを率いて今季は4位でフィニッシュ。天皇杯の結果いかんでACL出場の可能性を残しているものの、契約満了となり、今季限りで退団することが決まった。
「監督就任から8カ月、コーチとしてクラブに戻ってからは2年間という期間でしたが、良い時も苦しい時も一緒に戦ってくれたファン・サポーターの皆様、パートナーの皆様、地域の皆様、選手、スタッフ、クラブ関係者、そして鹿島アントラーズに関わる全ての方々に感謝いたします。今シーズン届かなかったタイトルを、来年以降、手にしてくれることを心より願っております。短い間でしたが、本当にありがとうございました」
■相馬直樹(そうま・なおき)
・生年月日:1971年7月19日
・出身地:静岡県
・経歴:高部小スポーツ少年団→清水市立第六中→清水東高→早稲田大→鹿島アントラーズ→東京ヴェルディ1969→鹿島アントラーズ→川崎フロンターレ
・指導歴:川崎フロンターレU-18アドバイザーコーチ→U-20日本代表コーチ→FC町田ゼルビア監督→川崎フロンターレ監督→モンテディオ山形ヘッドコーチ→FC町田ゼルビア監督→鹿島アントラーズトップチームコーチ→鹿島アントラーズ監督