上写真=水戸から浦和に加わる平野佑一。厳しい競争に身を投じて成長する(写真◎J.LEAGUE)
「J1に挑戦したいという気持ちがどうしてもあり」
浦和レッズが獲得したのはプロ4年目、25歳のボランチ、平野佑一だ。東京ヴェルディのアカデミーから国学院久我山高校、国士舘大学と進み、水戸では今季は19試合に出場、主力として戦ってきた。
「はじめまして、水戸ホーリーホックから加入することになりました平野佑一です。浦和の力になれるよう全身全霊で闘い、誰もが注目してしまうようなプレーをしていきたいと思います。よろしくお願いします」
浦和では同じボランチの柴戸海が同学年で、若い伊藤敦樹や金子大毅、大ベテランの阿部勇樹ら豊富な人材を抱えており、平野はそこに割って入るつもりだ。
また、水戸のファン・サポーターにはクラブを通してあいさつ。
「この度浦和レッズに移籍することになりました。まず後半戦スタートの大事なこの時期にチームを抜ける事になり複雑な気持ちですが、J1に挑戦したいという気持ちがどうしてもあり、移籍する事を決意しました。
3年半本当にお世話になりました。水戸で育ったと胸を張って言えるようにさらなる飛躍をしてきます。共に闘ってくれた事を心から感謝しています。ありがとうございました、そしてこれからも宜しくお願いします」
水戸では8月6日のトレーニングを最後に、J1への挑戦を始める。
平野佑一(ひらの・ゆういち)
■生年月日:1996年3月11日(25歳)
■出身:東京都
■身長/体重:174cm/68kg
■ポジション:MF
■背番号:40
■経歴:キンダー善光SC - 東京ヴェルディジュニアユース - 國學院久我山高校 - 国士舘大学 - 水戸ホーリーホック