川崎フロンターレの鬼木達監督と遠野大弥が10日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ第6節、北京FC戦(日本時間11日・23時)の前日会見に出席した。川崎FはすでにグループIの首位が確定。決勝トーナメント進出を決めているが、最終節も勝ち切ると2人は口をそろえた。

上写真=前日会見に出席した遠野大弥と鬼木達監督(写真提供◎川崎フロンターレ)

全勝して日本に帰りたい(遠野)

 5連勝でグルーステージ突破を決めた川崎Fだが、最終節も同様に当然、勝ちにいく。前日会見に出席した鬼木達監督は、きっぱりと言い切った。

「ここまで選手全員で戦ってきて、グループステージを5連勝で突破することを決めることができました。最終戦もしっかり勝って日本に帰りたいという思いがありますので、とにかく全員で力を併せて、ラストゲームを勝利で飾りたいと思います」

 狙うは、6戦全勝。遠野大弥も同じ考えだった。

「前節でグループステージの突破を決めましたが、まだ明日の試合が残っていますので、全勝して日本に帰りたいと思います」

 もちろん、中2日である。選手の入れ替えはあるだろうが、目指すところに変わりはない。鬼木監督は突破を決めたからと言って姿勢に変わりがないことを強調した。「(突破が決まったても)自分たちのチームはそういうもの(=難しさ)は感じていません。いつもチーム内で競争がありますし、また明日出る予定のメンバーにはフレッシュなメンバーも出てくる。選手たちは高いモチベーションでやってくれると信じていますし、それをチーム全員でサポートするのが自分の仕事だと思っています。とにかく勝つことに集中する。それが自分たちのスタイルだと思っていますので、明日のゲームを楽しみにしています」。最後まで川崎Fは川崎Fらしく戦うつもりだ。

「明日の勝利を全力で目指すということが大事だと思っています。日本に戻ればJリーグと天皇杯が予定されていますが、自分はいつも勝ちが勝ちを呼ぶと思ってます。明日の勝利が次のJリーグにつながると思っているので、まずは明日しっかり勝つことを目指したい」

 アジアの舞台でも連勝を記録を。鬼木監督も選手たちも、変わらぬ姿勢でグループステージを勝ち抜ける。


This article is a sponsored article by
''.