上写真=公式記者会見に臨んだ鬼木達監督と山根視来。ともに堂々と優勝への意欲を明かした(写真提供◎川崎フロンターレ)
「川崎がアジアでも戦える姿を示したい」
公式会見に臨んだ鬼木達監督と山根視来は、ともに優勝への熱い意欲をはっきりと語った。
川崎フロンターレはグループIで大邸FC(韓国)、北京FC(中国)、ユナイテッドシティ(フィリピン)とウズベキスタンで戦う。中2日の6連戦という過酷なスケジュールで、まずは日本時間の27日に戦うのが大邸FCだ。
「手強い相手と戦うには一番いいタイミングだと思います」と話すのは、山根視来。日本代表の一員としてワールドカップアジア地区2次予選を戦っているが、日本での開催だった。今回は中立地での集中開催。「初戦でしっかり勝つことができたら、グループを優位に進められます」と最初のゲームにフォーカスする。
鬼木監督は堂々の優勝宣言だ。
「川崎フロンターレとしてこの大会で結果を出せていないので、今回、目標は優勝というものを掲げています。全力で一丸となって力を注ぎたいと思います」
今回初めての公式会見で、全アジアに向けて頂点に立つことを高らかに宣言した。クラブとしてはこれまで7度の挑戦で3度のベスト8が最高。「過去の経験を生かさなければいけない大会だと思っています。いままでよりも力をつけてこの大会に挑めていると思うので、川崎がアジアでも戦えるという姿をこの大会で示したいと思っています」と力強く語った。
その気持ちはもちろん、選手も同じ。山根もアジアで勝つ気は満々だ。
「日本のチャンピオンとして来ているので、Jリーグで見せているものをアジアの舞台でも表現したいですし、日本のチャンピオンの力は本物だというところを見せる大会にしたいと思います」
日本時間で27日の深夜1時キックオフ。川崎Fがアジア王者へ進む戦いの第一歩を見逃す手はないだろう。