上写真=明治大出身の上夷克典が大分に移り、プロ3年目でJ1に挑戦する(写真◎Getty Images)
「難しい決断ではありましたが…」
鹿児島県出身、1996年4月5日生まれのDF上夷克典(うええびす・かつのり)が京都サンガF.C.から大分トリニータに完全移籍することが12月29日、両クラブから発表された。
上夷は鹿児島城西高から明治大に進み、2019年に京都に加入。1年目からプレー機会を得て、2年目の今季はシーズン中盤に3バックの一角に入ってレギュラーとして活躍、合計で15試合に出場した。
初めてのJ1に挑戦することになった上夷は、大分のサポーターにあいさつ。
「はじめまして、京都サンガF.C.から加入する上夷克典です。
J1 という舞台で大分トリニータの選手として闘えることを本当に嬉しく思います。
大分トリニータに関わる全ての方々の為に、プレーと結果で示せるように、全力を尽くします。
応援よろしくお願いします」
プロのキャリアをスタートさせた京都を応援するサポーターには、最後のあいさつをこう話した。
「このたび大分トリニータに移籍することを決断しました。京都サンガF.C.に関わる全ての方々には、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。2 年間という短い期間でしたが、僕自身多くのものを学ぶことが出来ました。また、どんなときも、選手を熱い声援でサポートしてくださったファン・サポーター、スポンサーのみなさま本当にありがとうございました。J2 優勝、J1 昇格という目標を果たせなくて本当に申し訳なく思っています。
難しい決断ではありましたが、選手としてJ1 の舞台で挑戦したいという気持ちが強く、この決断をしました。京都サンガF.C.でプレーできたことを誇りに思っていますし、僕自身もっともっと成長できるように頑張ります。本当にありがとうございました」