浦和レッズは12月28日、大分トリニータのMF田中達也を完全移籍で獲得したことを発表した。かつての浦和のエースと同姓同名で、ファン・サポーターからも大きな注目を集めそうだ。

上写真=「2人目の田中達也」が浦和に誕生。速さとうまさを兼ね備えたプレースタイルも似ている(写真◎Getty Images)

「向上心を絶やさずに成長を」

「レッズの田中達也」が、再び誕生だ! 12月28日、浦和レッズが完全移籍で獲得したことを発表したのが大分トリニータの田中達也。

「このたび、2021シーズンから浦和レッズに加入することとなりました、田中達也です。浦和レッズは、自分と同姓同名で小さい頃から憧れ続けている田中達也選手がプレーしていたクラブで、ここでプレーできることを心から光栄に思っています。
 自分の武器は、ドリブルとスピードですので、ゴールにつながるようなプレーやみなさんにワクワクしてもらえるようなプレーを見せたいと思います。ファン・サポーターのみなさんの熱い応援を背にしてプレーすることを今から楽しみにしています。
 浦和レッズという偉大なクラブの目標を達成するために、チームに貢献できるよう全力でがんばります。憧れの田中達也選手のように、このクラブでタイトルを獲得したいと思います。応援よろしくお願いいたします」

 まずファン・サポーターに届けたメッセージでも、「元祖・田中達也」に言及。同姓同名で憧れを持ち続けてきたことを明かし、小柄でスピードがありドリブルが得意なプレースタイルも似ているだけに、まさに「達也再誕」となった。

 元祖の方は今季もアルビレックス新潟でプレーし、20年間、プロとして活躍を続けており、「2代目」の方もあやかりたいところだ。

 その田中はこれまでロアッソ熊本、FC岐阜、ガンバ大阪でプレーし、今季は大分で33試合出場8得点。「ワクワクしてもらえるようなプレーを」という言葉の通り、スピーディーでテクニカルで印象的なゴールを見せてきた。1992年6月9日生まれで28歳と脂の乗っている時期だけに、リカルド・ロドリゲス監督の下でどんな成長を見せるか楽しみだ。

 大分のサポーターには心からの感謝を伝えた。

「このたび浦和レッドダイヤモンズに移籍することになりました。
 今年はコロナ禍により大変な年だったにも関わらず、変わらずサポートしていただいたファン・サポーター、スポンサー、行政の皆様、1年間応援ありがとうございました。
 大分トリニータのファン・サポーターの皆様には、昨年のシーズン途中での加入当初より温かい声援を送っていただきました。
 皆様の応援が僕の走る原動力となり頑張ることができました。ありがとうございました。
 チームを離れることになりますが、これからもサッカーと真摯に向き合い、向上心を絶やさずに成長していけるように頑張ります。
 1年半本当に応援ありがとうございました」


This article is a sponsored article by
''.