上写真=FC東京、横浜FM、神戸はACLのラウンド16進出が決定している(写真◎Getty Images)
ACLの決勝は12月19日
「アスリートトラック」とは、東京オリンピック・パラリンピック競技大会に関連し、日本人選手においてはJOC強化指定選手及びその関係者を対象とし、「海外からの帰国後14 日間の待機期間中の強化活動(練習や大会参加等)」を可能とする措置。今回、公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)は公益財団法人日本サッカー協会(JFA)と連携し、公益財団法人日本オリンピック委員会(JOC)を通じ、内閣官房東京オリンピック・パラリンピック推進本部事務局およびスポーツ庁へACLに出場する上記3チームの本トラックの適用を申請。JOC強化指定選手に加え、該当選手が所属するチームメイトも含め、本トラックの適用対象として了解された。
これにより、当該3チームは、ACLの開催地カタールへの出国前及び大会期間中、また日本への帰国後14日間において、JFAとJリーグが定める「アスリートトラック適用ガイドライン」に則り、健康管理・行動管理などの追加的防疫措置を講じることで本措置が適用され、日本への帰国後14日間も練習や試合への参加が可能となった。
なお、帰国後は行動管理と検査体制は以下の通りとなる。
■追加的防疫措置の概要(「アスリートトラック適用ガイドライン」より)
◎入国後14日間の行動管理・
選手およびチームスタッフは、毎日の健康状態・行動履歴を、Jリーグガイドラインに基づく「体温・体調把握&アラートシステム」もしくはそれに相当する管理方法にて必ず記録し、毎日確認を行なう
・入国後14日間の練習参加について、練習場と宿泊場所(自宅等)の往復のみに限定し、食事についてもこれらの場所にて実施する
・入国後14日間の試合出場について、自宅からクラブハウス(又は集合場所)までは自車にて移動し、クラブハウス(又は集合場所)から試合会場までは自クラブが手配したバスで移動する
◎検査体制
・チーム関係者全員が入国時に空港にて抗原定量検査を実施し、陰性結果が得られた者のみがチーム活動に参加する
・入国後14日間に最大3回、Jリーグが手配するPCR検査を定期的に行い、陰性結果を得られた者のみがチーム活動に参加する