11月8日、J1第28節の横浜FC対ヴィッセル神戸がニッパツ三ツ沢球技場で開催され、横浜FCが2-1で逆転勝利。横浜FCのFW一美和成は約3カ月ぶりにゴールネットを揺らし、今季の得点数を4に伸ばした。
上写真=神戸戦で今季4点目をマークしたFW一美(写真◎J.LEAGUE)
■2020年11月8日 J1リーグ第28節(@ニッパツ:観衆6,965人)
横浜FC 2-1 神戸
得点:(横)一美和成、安永玲央
(神)郷家友太
「冷静に決めることができた」
2試合ぶりに先発メンバーに名を連ねた一美は4-2-3-1の最前線に入り、体を張って攻撃の起点をつくった。
チームは前半9分に先制されたが、直後の11分にチャンスが到来。ゴール前絶好の位置で相手DFのクリアミスを拾い、右足を振り抜いた。「得点シーンは(齋藤)功佑が近くに来てくれたのでワンツーしようと思って、合わなくてミスになったんですけど、相手のリターンがちょうど足元に入ってきた。冷静に決めることができて良かった」。一美の今季4点目で、横浜FCが同点に追いついた。
ゴールは8月15日のJ1第10節・湘南ベルマーレ戦以来、約3カ月ぶり。一美は「ゴールから遠ざかっていたけど、監督がチャンスをくれたので結果を出そうと思っていた。チームも連敗していたので結果が欲しかった。決められて良かった」と、自身のゴールと4試合ぶりの勝利に胸をなでおろした。
取材◎多賀祐輔