J1の柏レイソルは29日、9月27日に行なわれたJ1リーグ第19節の横浜F・マリノス戦で負傷したMF戸嶋祥郎が、左脛腓骨骨折と診断されたことを発表した。治療には約4~6カ月を必要とする見込み。

上写真=今季より柏に加入し、ここまでリーグ戦16試合に出場していたMF戸嶋(写真◎Getty Images)

交錯した相手選手を気遣う

 27日の横浜FM戦に6試合連続で先発した戸嶋だったが、前半30分過ぎに敵陣ペナルティーエリア内で相手選手と交錯。その際に左足を痛めてプレー続行不可能となり、そのまま担架で運ばれてピッチをあとにした。

 検査の結果、左脛腓骨骨折と診断され、全治は約4~6カ月。今季の復帰は絶望的となった戸嶋はクラブを通じ、次のようにコメントした。

「ご心配をおかけして申し訳ありません。必ず復帰しますので安心してください。皆さまからの温かい声を耳にし、感謝の気持ちでいっぱいです。

交錯した相手選手からもご丁寧にご連絡をいただきました。ご自身もあのシーンで痛めてしまったようで、軽傷であることを願うばかりです。最後にまたピッチで闘うことを約束できました。

一方で、この件に関して耳が痛くなるような発言もあり、残念です。どうか、Jリーグ、サッカーに関わる方々が先駆けとなって、今以上に温かい声があふれ、お互いをリスペクトする想いに満ちていくことを願います。また、新型コロナウイルス感染症を乗り越え、今まで以上に熱気にあふれたスタジアムが戻ってくることも願っています。

少しでも早くピッチに立てるよう、今できることから努力していきます。次こそはレイソルの勝利に貢献できるよう、J1の舞台でゴールを決められるよう、さらに強くなって戻ってきます。頑張ります! これからも柏レイソルへの応援をよろしくお願いします!」


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