セレッソ大阪のロティーナ監督が、8月21日にオンラインで取材に応じた。19日の川崎フロンターレ戦は大敗となったが、そこで見えた反省を生かし、次に生かしていく考えを選手たちに伝えたという。

上写真=5失点を喫した川崎F戦を踏まえ、ロティーナ監督は未来に視線を向けている(写真◎Getty Images)

川崎F戦の敗因に言及

 セレッソ大阪は8月19日の明治安田生命J1リーグ第11節で首位の川崎フロンターレに2-5で敗れ、勝ち点差が10に広がった。ロティーナ監督はリーグ戦7試合ぶりの敗戦を踏まえ、こう選手たちに伝えたという。

「フロンターレ戦の前半は全体的に素晴らしい内容だったが、2つのエラーを彼らが2得点につなげた。後半も最初の15~20分に苦しんだ後、盛り返すことができた。相手が強くなればなるほど、エラーの代償は大きくなる。これからも上位争いをしていくためには、成長し続けることが重要だと選手たちには話した」

 川崎F戦は7分に先制したものの、21分と42分に失点して前半を1-2で終えた。ロティーナ監督は3-1で勝った第10節の柏レイソル戦を「より多くのエラーがあったが、それが相手の得点につながらなかった」とみており、それをしっかり得点につなげられことが、川崎F戦の結果に表れたという見解を示した。

 23日のJ1第12節で対戦するベガルタ仙台とは、12日にルヴァンカップのグループステージ第3節で戦ったばかりで、この試合は3-0で勝利している。だがロティーナ監督は「彼らは(リーグ戦と)ほとんどメンバーを代えており、我々も代えていた。あの試合から何か言えることは、ほとんどない」とコメントした。

 また、第10節から2試合続けてリーグ戦で途中出場し、第10節ではJリーグ初ゴールを決めているMF西川潤が体調不良で21日の練習を休み、「仙台戦は間に合わない可能性がある」と明かした。一方、川崎F戦は控えで出場機会がなかったMFレアンドロ・デサバトは練習をこなしており、「明日(22日)も練習できれば問題なくプレーできる」という。さらに、負傷離脱していたDF木本恭生も練習に合流し、こちらも22日の練習次第で仙台戦に間に合う可能性があることを「我々にとって、とても大きなニュース」と歓迎した。


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