約4カ月の中断期間を経て、明日4日にJ1が再開する。セレッソ大阪は敵地での大阪ダービーに向けて非公開練習を行ない、トレーニング終了後に主将のMF清武弘嗣がオンラインで取材に応じた。

上写真=大阪ダービーへの意気込みを語ったMF清武(写真◎スクリーンショット)

チーム力が試される半年

 前日練習を終えて取材に応じた清武は、「いつもどおりの試合前のリラックスした感じと、少し緊張感もあった」と振り返り、明日のガンバ大阪戦(パナスタ)に向けて「ワクワクしている。純粋にサッカーができる喜びを感じたいし、またピッチに立てることを幸せに思いながら試合をしたい」と語った。

 新型コロナウイルスの影響でC大阪は4月1日からチーム活動を休止し、全体練習を再開したのは6月1日。清武は「丸2カ月くらい休んだので、5週間で体を仕上げるのはどうなのかな」と不安を抱いたというが、「限られた時間の中でやれることはやった。あとは試合をしながらより良い状態にもっていくしかない」と腹をくくっている。過密日程に関しては「全員の力が必要になる。チーム力が試される半年になると思うので、みんながしっかり良い準備をして、1試合1試合戦っていきたい」と話した。

 無観客で行なわれる大阪ダービーについて聞かれると「どんなダービーになるのか正直あまり想像できない」と返答。「ガンバのサポーターがたくさん入った中でダービーをしたかった。あの異様な空気の中での試合も楽しみにしていたので、そこは少し寂しい」と本音を明かしつつ、「週末にJリーグが戻ってきてよかったな、と思えるような試合にしたい」と、プロとしての責任感をにじませた。

 また、J1最多出場記録更新に王手をかけるG大阪の遠藤保仁についても話が及び、「ヤットさんだからできること。そういう試合がダービーでよかったと思う。大事な記念試合で一緒にプレーできたら幸せなこと」と話した。


This article is a sponsored article by
''.