J1名古屋グランパスのDF中谷進之介が24日、練習終了後にオンラインで取材に応じ、現時点での課題や今季の意気込みを語った。
上写真=練習後に取材に応じたDF中谷(写真◎スクリーンショット)
コンディション回復がカギ
6月に入ってFW金崎夢生、GKランゲラックが新型コロナウイルスに感染した名古屋は、Jクラブでは最も遅く13日に全体練習を再開。そこから1週間後の20日にFC岐阜と練習試合(45本×3本)を行ない、MF阿部浩之のPKによる1点で勝利したが、「試合の内容に手応えはなかった」と中谷。約3カ月ぶりの実戦では収穫よりもブランクを痛感したようだ。
7月4日の再開初戦に向けた課題を聞かれると、中谷は「サッカー体力」と即答。「シーズン中だったら足が届くところだったり、インターセプトの感覚も良くなかった」と岐阜戦を振り返り、「90分戦うだけのフィジカルパフォーマンスは上げないといけない」と話した。
加入2年目の昨季は自身初のリーグ戦全試合フル出場を達成した。過密日程の今季は例年以上に体調管理が重要となるが、気をつけるのは「体重が減らないようによく食べて、よく寝ること」。今シーズンも守備の柱として期待がかかる24歳は、「毎試合出られるように良い状態を保ちたい」と2年連続での記録達成も視野に入れながら、「名古屋グランパスを背負っている以上、結果を残さないといけない。言い訳はせず、そこに向かってやっていきたい」と意気込みを語った。