Jリーグは24日、今月18日から21日にかけて実施した新型コロナウイルス感染症に関する公式検査(Jリーグ公式検査)の結果を発表した。検査総数3070件の中に陽性を示す反応はなく(検体不足による継続検査は12件)、リーグ再開への準備が予定通り、進められることとなった。

上写真=第1回のJリーグ公式検査の結果、陽性数はゼロだった(写真◎J.LEAGUE)

サッカーのある日々を届けてまいりたい(村井チェアマン)

 先週の金曜日から日曜にかけて実施された第1回公式検査の結果、Jリーグ選手、スタッフ、関係者の中に陽性確定者はいなかった。検体不足などにより、24日までに判定結果が確定していない件数が12件あるものの、これはシステム上の問題であり、文字通りの継続検査が必要という意味で、陽性を示すものではない。陽性数(医師により陽性の診断が確定した数)はゼロだった。

 村井満チェアマンも以下の通り、コメントを発表した。

「今週末のJリーグ再開・開幕に向けて、初めての公式検査の結果が出ました。検査に協力いただき、しっかり体調管理を続けてくださった選手・クラブ関係者に感謝申し上げます。検査は、感染拡大防止、そして選手が安心してプレーするためのひとつのツールです。リモートマッチ(無観客試合)からのスタートとなりますが、選手や国民の皆さまの健康を守るためガイドラインに沿った予防策を徹底し、サッカーのある日々を届けてまいりたいと思います」

 検査の結果、ひとまず予定通り、再開・開幕の準備が進められることになった。なお、今後も2週間に1度のペースで検査は実施される。


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