上写真=激しい雨の中、トレーニングに励む白崎。状態は徐々に上がってきている(写真◎鹿島アントラーズ)
次はケガをしないようにしたい
負傷から復帰して、まだ間もない(春先に負傷)。6月13日に行なわれた新潟との練習試合には出ておらず、ユースとの試合で久しぶりに17日のユースとの練習試合で、久しぶりにゲームに復帰した。
「やっぱりコンディションの部分でまだまだ上がり切っていないなと思いましたし、そこは個人で意識して、そこのベースを上げるところからかなと思います」
本人の評価はまだ厳しいもの。「ケガを繰り返してしまっていたので、次はケガしないように、コンディションを上げていきたい。足の状態はもう心配はないですが、しっかりと」。もちろん再開を見据えてはいるが、その後に続くハードな日程も視野に「しっかり」準備していくことが必要と話す。
明日予定されているFC町田ゼルビアとの練習試合については「再開に向けて試合も多く入ってきていますし、1試合1試合が貴重な機会になるので、明日もすごく重要な試合になる。チームとしてチャレンジすることがすごく大事になるんじゃないかなと思います」。
今季、鹿島はザーゴ監督のもとで、ビルドアップに磨きかけ、ボール保持してゲームを掌握するスタイルの習熟にも取り組んでいる。
7月4日の再開初戦は川崎F戦、その後は札幌、浦和、横浜FM、湘南、FC東京と7月は22日間で、6試合をこなす。ハードな日程の中で、チーム完成度をどれだけ高めていけるか。キープ力と推進力を備える白崎の役割は大きい。
選手たちの誰もが今シーズンは総合力の勝負になると語る。つまりはチーム全員の力が必要ということ。選手個々の力はもちろん、その総和がシーズンを乗り切るカギとなる。ひいては結果に結びつく。
新スタイルを進めるチームにとって、白崎の復帰は朗報だろう。