J1の清水エスパルスは2日、2019シーズンまで所属していたMF楠神順平が南葛SC(東京都1部リーグ)へ完全移籍することが決定したと発表した。同選手は昨年12月にクラブから契約満了が伝えられていた。

上写真=南葛SCへの移籍が決まったMF楠神(写真◎J.LEAGUE)

ボールは友だち

 野洲高校出身の楠神は、2005年度の全国高校サッカー選手権で一学年下の乾貴士(現エイバル)らとともに全国優勝を経験。2010年に同志社大学から川崎フロンターレに加入し、セレッソ大阪、サガン鳥栖を経て、2016年7月からオーストラリアのウェスタン・シドニーでプレーした。2018年に清水エスパルスに加入し、同年8月から12月までモンテディオ山形へ期限付き移籍。清水に復帰した昨季はリーグ戦6試合、カップ戦5試合に出場していた。

 楠神は南葛SCの公式サイトを通じて、「清水エスパルスから、移籍加入しました楠神順平です。サッカーを始めた頃から、“ボールは友だち”と思ってずっとサッカーをやってきた僕が、『キャプテン翼』から生まれたこの南葛SCという素晴らしいチームでプレーできることをうれしく思います。昇格してみんなと喜び合えるように頑張ります。よろしくお願いします!」とコメントを発表した。

 南葛SCは漫画『キャプテン翼』の主人公が所属していたチーム名が由来となり、作者である高橋陽一氏が代表取締役を務める。先月25日にはJリーグ百年構想クラブに承認され、将来のJリーグ参入を目指している。


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