毎週水曜日に『東京育ちの選手』の言葉を掲載していく連続インタビュー企画の第3弾。今回は、仙台、神戸と渡り歩き、夏にFC東京復帰を果たしたミッドフィルダー・三田啓貴に迫る。
 今季のJ1リーグの覇権は、残り3試合で決まる。湘南戦(11月23日)、浦和戦(11月30日)というホームでのラスト2連戦を前に、『東京のタマ』がクラブへの思いを語り、リーグ初優勝が懸かる今後の戦いを見据える――。

「ファン・サポーターは、すごく身近な存在」

画像: 幼少期からFC東京を見て育った三田。サポーターの心情も理解する(写真◎山口高明)

幼少期からFC東京を見て育った三田。サポーターの心情も理解する(写真◎山口高明)

――出場機会がなかった26節鹿島戦(●0-2)の試合後には、「もっと攻撃で違いを生み出さないといけない」と話していました。それからのご自身の手ごたえはいかがですか。

三田 もちろん、(加入して)最初からうまくできるわけはないと思っていました。それから徐々に、周りのチームメイトのプレースタイルだったり、健太さん(長谷川監督)の求めるプレーの強度だったり、だんだんと自分の体に染みついてきました。みんなから求められているプレーも分かるようになってきた。それが、いま試合に出られている要因なのかなと思います。ここからさらに出場を続けていくためには、結果を残していかないといけません。

――27節松本戦(△0-0)からは、スタメン出場を続けていますね。試合に出ることでチームを支えている実感も大きいのではないでしょうか。

三田 試合に出るために、競争があります。優勝するためには、そういう競争は絶対に必要。その中で自分は、結果を残さなければいけないという責任感が強いです。

――三田選手がこれまで仙台や神戸で得た経験値も、FC東京が優勝するために必要なのではないかと思います。

三田 そうですね。外に出て、いろいろな経験ができましたから。特に神戸では、多くの選手から学ぶことが多かった。そこでプレーできたことで、自分自身は成長できたと感じています。だから、東京でその経験を還元しなければいけません。「タマは成長して東京に帰ってきた」と、ファン・サポーターの皆さんに思ってもらえるような活躍をできればいいです。

――三田選手にとって、ファン・サポーターの存在も大きいですか。

三田 昔はゴール裏に行ったりして、ファン・サポーターと一緒に応援していました。すごく身近な存在のように感じています。だからこそ、ファン・サポーターの気持ちも分かるというか。みんなを代表して、俺はピッチに立たなければいけないと感じています。

――やはり、FC東京のファン・サポーターからの期待は感じますか。

三田 もちろん感じますよ。夏に東京に帰ってきて、チームに再び加わりましたが、J1で優勝するために呼んでもらったのだと思っています。だから、その期待に応えなければいけません。僕も小さいときから、東京を応援し続けてきたけれど、(J1リーグで)優勝争いをしているのは初めて。東京にリーグ戦のタイトルは今までになかったから、それを絶対に勝ち獲らなければいけない。そのためにも、今年は一番のチャンスだし、東京のファン・サポーターの皆さんも僕たちと一丸になって、全員で戦っていきたいです。

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