1月2日、神奈川・等々力陸上競技場で全国高校サッカー選手権2021の3回戦、高川学園(山口)対仙台育英(宮城)が行なわれた。前半は一進一退の攻防となったが、後半は仙台育英ペースに。高川学園は試合の主導権を握られる展開になったが、苦しい時間帯をしのぐと、後半アディショナルタイムに西澤和哉が決勝点。高川学園がベスト8進出を決めた。

上写真=CKのこぼれ球を左足ボレーで決めた西澤和哉がチームメイトのもとへ(写真◎近藤俊哉)

■2022年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@神奈川・等々力)
高川学園1-0 仙台育英
得点者:(高)西澤和哉

高川学園、14大会ぶりのベスト8進出

 両者決め手に欠いた前半を終え、後半は仙台育英が主導権を握る。63分には右クロスからの島野怜の完璧なヘディングシュートも、高川学園GK徳若碧都の好セーブに遭いゴールならず。選手交代を行ないさらに攻勢を強めたが、徳若の安定したプレーでゴールにしっかりカギをかけられた。一方の高川学園はセットプレーからチャンスをつくるも、ゴールならず。0-0のままPK戦に突入するかと思われた80+3分、ついにゴールが生まれた。交代で入っていた高川学園の西澤和哉がCKのこぼれ球をボレーシュート。これが決勝点となり、高川学園が14大会ぶりとなるベスト8進出を決めた。高川学園は2年前の98回大会の2回戦、同じ会場で0-1で敗れていた仙台育英からのリベンジにも成功した。


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