第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が1月2日に行なわれ、松山北(愛媛)と堀越(東京A)が対戦した。8強入りを懸けた一戦は前半からスコアが動き、三鴨奏太のハットトリックなど大量6得点を奪った堀越が2年連続で準々決勝へ駒を進めた。
上写真=今大会最多となる1試合4得点をマークした堀越の三鴨奏太(写真◎小山真司)
■2025年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@東京・駒沢)
松山北 1-6 堀越
得点者:(松)大西然
(堀)三鴨奏太4、髙橋李来、森奏
4ゴール2アシストの大暴れ
前回大会ベスト4の堀越が、2年連続で8強入りを決めた。2年生で10番を背負う三鴨奏太が7分、今大会ここまで無失点だった松山北から初ゴールを奪うと、三鴨は16分にも追加点を奪取。30分に松山北に1点を返されるが、39分にまたも三鴨がネットを揺らし、前半で早くもハットトリックを達成した。
大量リードを奪われた松山北は何とか反撃したいところだったが、絶好調の三鴨は46分に今大会最多となる1試合4得点目をマーク。髙橋李来、森奏のゴールもアシストし、全6得点に絡む4ゴール2アシストの大暴れでチームを勝利に導いた。