第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が1月2日に行なわれ、東福岡(福岡)と阪南大高(大阪)が対戦した。立ち上がりに先制点を奪った東福岡が、その後も多くのチャンスを作ったが、阪南大高も粘って追加点を与えない。後半は阪南大高も1点を追って攻め込んだが、東福岡が1点差で競り勝ってベスト8進出を決めた。
上写真=東福岡は8分、ゴール前中央でパスを受けた伊波が右足で蹴り込んで先制。これが決勝ゴールとなった(写真◎桜井ひとし)
■2025年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@埼玉・浦和駒場)
東福岡 1-0 阪南大高
得点者=(東)伊波樹生
1点差の競り合いに
立ち上がりから伝統のサイド攻撃で多くのチャンスを作る東福岡は、8分に左サイドからのパスを受けた伊波樹生が右足で蹴り込んで先制。その後も押し気味に進めて決定機を作ったが、阪南大高もGK沖見駿介のファインセーブなどでしのぎ、東福岡の1点リードで前半を終えた。
後半も追加点を狙う東福岡に対し、阪南大高も敵陣まで攻め込む時間帯を作ったが、なかなか良い形を作れない。結局、東福岡が序盤の先制点で完封勝利を収め、2016年度の第95回大会以来となるベスト8進出を果たした。