第103回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が1月2日に行なわれ、高川学園(山口)と静岡学園(静岡)が対戦した。スコアレスで迎えた後半立ち上がりに、静岡学園が先制。その後は双方が得点機を迎えたが、後半終了間際に突き放した静岡学園がベスト8進出を決めた。

上写真=後半終了間際の80分、静岡学園は篠塚怜音が勝利を決める2点目(写真◎桜井ひとし)

■2025年1月2日 全国高校サッカー選手権3回戦(@埼玉・浦和駒場)
高川学園 0-2 静岡学園
 得点者=(静)加藤佑基、篠塚怜音

PK失敗も最後に追加点

 立ち上がりから静岡学園がパスをつないで敵陣で試合を進めるが、高川学園も粘り強く守ってゴールを割らせない。逆にCKのチャンスでは、青森山田(青森)との1回戦で先制点を奪っている『トルメンタ』から得点を狙ったが、前半はスコアが動かなかった。

 だが後半立ち上がりの44分、静岡学園はカウンターから抜け出した加藤佑基がスピードを生かして相手DFを振り切り、最後はGKもかわして蹴り込んで先制点を奪う。高川学園も反撃に転じ、何度か決定機も作ったが決められず。静岡学園も77分に加藤がPKを外すなど追加点が遠かったが、80分に篠塚怜音が1回戦から3試合連続となるゴールを決めて突き放し、ベスト8に駒を進めた。


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