中国5県のU-18(高校)年代のチームによって争われるプリンスリーグ中国は、7月の第11節終了後にインターハイ(全国高校総体)などのため中断期間に入っていた。再開初戦となる9月2日の第12節の前に、8月26日には延期となっていた第5節の1試合が行なわれている。

上写真=立正大淞南高がFW永澤(28番)のハットトリックなどで就実高に勝利(写真◎石倉利英)

前半だけで3得点

 4月1日から始まった今年のプリンスリーグ中国は、第11節までに数試合が延期に。立正大淞南高(島根)と就実高(岡山)の一戦も当初は4月の第5節で予定されていたが延期となり、8月26日に島根県松江市の松江市営補助競技場で15時から行なわれた。

 試合は立ち上がりの3分、立正大淞南のFW永澤叶太が中央突破から蹴り込んで早くも先制。その後も押し気味に進めると、クーリングブレイク明けの31分にも永澤が決めてリードを広げた。

 さらに永澤は37分にもエリア外右サイドから左足で決め、前半だけでハットトリックを達成。立正大淞南は後半開始直後の46分にもMF野澤颯天が決め、攻撃陣が爆発して4-0とした。

 何とか反撃したい就実は75分、FW松澤悠紀が決めて1点を返す。その後も追加点を目指したものの、その後は立正大淞南の守備が崩れず、4-1で勝利を収めた。

 プリンスリーグ中国は9月2日の第12節から本格的に再開。高校選手権の県予選による中断期間を挟み、11月25日の最終節(第18節)まで各チームが熱戦を繰り広げる。

取材・写真◎石倉利英


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