第102回全国高校サッカー選手権大会の準々決勝が1月4日に行なわれ、堀越(東京A)と佐賀東(佐賀)が県立柏の葉公園総合競技場で対戦した。19分に先制、67分に追加点を奪った堀越に対し、佐賀東も73分に1点を返して追いすがる。だが堀越が1点差で逃げ切り、同校史上初のベスト4進出を果たした。

上写真=堀越(紫)が佐賀東を下し、初めての準決勝進出を果たした(写真◎小山真司)

■2024年1月4日 全国高校サッカー選手権 準々決勝(@千葉・県立柏の葉公園総合競技場)
堀越 2-1 佐賀東
 得点者:(堀)中村健太、仲谷俊
     (佐)田口大翔

二度目の8強で初のベスト4

 序盤は佐賀東がサイド攻撃でチャンスを作ったが、先制したのは堀越。19分、左サイドでパスを受けたFW中村健太が左に持ち出して左足を振り抜き、ファーサイドに鮮やかなミドルシュートを突き刺した。後半にかけて佐賀東も反撃するが、67分に堀越が中村のパスからMF仲谷俊が決めてリードを広げる。佐賀東も73分に交代出場のFW田口大翔が決めて1点を返し、なおも同点を狙って攻め込んだが、堀越が1点差で逃げ切り。二度目のベスト8進出で歴史を塗り替え、初のベスト4進出で国立競技場行きを決めた。


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