第102回全国高校サッカー選手権大会の3回戦が1月2日に行なわれ、昌平(埼玉)と大津(熊本)が浦和駒場スタジアムで対戦した。大津が二度にわたって先行したものの、昌平は2回戦で後半終了間際に同点ゴールを決めた1年生MF長璃喜が、またしても終盤に同点ゴール。2試合連続で持ち込んだPK戦を制し、準々決勝進出を決めた。

上写真=2回戦に続いてPK戦を制した昌平の喜びが爆発!(写真◎松田杏子)

■2024年1月2日 全国高校サッカー選手権 3回戦(@埼玉・浦和駒場スタジアム)
昌平 2-2(PK5-4)大津
 得点者:(昌)小田晄平、長璃喜
     (大)山下景司、稲田翼

GK佐々木が4人目のキックをストップ

 お互いに立ち上がりからチャンスの応酬となる中、大津が37分に左からのセンタリングのこぼれ球をFW山下景司が蹴り込んで先制。しかし昌平も40+1分に中央突破からFW小田晄平が決めて前半のうちに追いついた。大津は68分に右CKをMF碇明日麻がヘッド、シュートの軌道上にいたFW稲田翼が頭で触ってコースを変え、再びリードを奪う。だが昌平は78分、2回戦の後半ラストプレーで同点ゴールを決め、PK戦勝利の立役者となったMF長璃喜が、またしても同点ゴール。2試合連続のPK戦ではGK佐々木智太郎が相手の4人目のキックを止め、キッカーは5人全員が成功して準々決勝進出を決めた。


This article is a sponsored article by
''.