1月2日、埼玉・NACK5スタジアム大宮で全国高校サッカー選手権2020の2回戦、山梨学院（山梨）対鹿島学園（茨城）が行なわれた。序盤から一進一退の攻防が続いたが、後半に1点を奪った山梨学院が3回戦への切符をつかんだ。
上写真＝最後まで集中を切らさなかった山梨学院（写真◎佐藤博之）
■2020年1月2日 全国高校サッカー選手権2回戦（@埼玉・NACK）
山梨学院 1-0 鹿島学園
得点者：（山）広澤灯喜
GK熊倉が好セーブ連発
1回戦を1-0の僅差で勝ち上がった両者の対戦は、拮抗した展開が続いた。スコアレスのまま前半を折り返すと、50分、鹿島学園のエゼ・トベチクが放ったヘッドは惜しくもクロスバー直撃。すると直後の53分、今度は山梨学院に決定機が訪れ、広澤灯喜のシュートは相手DFに当たってコースが変わり、ゴールマウスに吸い込まれた。その後は鹿島学園が何度もゴール前に迫ったが、GK熊倉匠を中心とする山梨学院の守備陣が最後まで跳ね返した。長谷川大監督は「魂を感じる守備だった。よく頑張った」と、今大会無失点のチームを称えた。
