12月30日、東京・駒沢陸上競技場で高校サッカー選手権2019の開幕戦、國學院久我山(東京B)対前原(沖縄)が行なわれ、山下貴之と山本航生のハットトリックを含む8得点を挙げて國學院久我山が圧勝した。
上写真=國學院久我山の山下貴(背番号7)がゴールを決め、ベンチ入りメンバーと喜ぶ(写真◎中島光明)
■2019年12月30日 全国高校サッカー選手権1回戦(東京・駒沢陸上競技場)
國學院久我山 8-0 前原
得点者:(國)山下貴之3、山本航生3、戸坂隼人、河原大輔
山下と山本がハットトリックの競演
東京都B代表の國學院久我山と沖縄県代表の前原による開幕戦は、前半早々にスコアが動く。6分、MF福井寿俊のパスを受けたFW山下貴之がゴールネットを揺らし、國學院久我山が先制する。11分にも再び山下貴が決め、追加点。23分にはDF山本献のFKにキャプテンのFW山本航生が頭で合わせ、3-0で前半を折り返す。後半、國學院久我山の攻撃力がさらに勢いを増す。52分にMF田中琢人のパスを受けた山下貴が自身の3点目を挙げると、60分には再び田中のパスから山本航。その後、FW戸坂隼人と途中出場のDF河原大輔が加点し、最後は山本航もハットトリックを達成して8点目。國學院久我山が前原に大勝し、2回戦へと駒を進めた。