水戸が2連勝を飾った。愛媛をホームに迎えた一戦で、前半はスコアレスに終わるも、後半に2得点。64分にFW小川航基が先制のPKを決めると、77分には途中出場のFW清水慎太郎が追加点を奪取。勝ち点3を上積みし、4位に浮上した。

J2水戸で戦う意義。「ここでの成長が代表につながっている」

画像: 最前線からプレスをかける小川。水戸では守備の能力も磨いている(写真◎J.LEAGUE)

最前線からプレスをかける小川。水戸では守備の能力も磨いている(写真◎J.LEAGUE)

 7月に磐田から、育成型期限付き移籍で水戸に加入した。新天地デビューとなった23節琉球戦(○3-1)で、途中出場にもかかわらず挨拶代わりの初ゴール。それからも、3試合連続ゴールを決めるなど、得点を取り続けた。今季前半は磐田で無得点に終わったが、J2の舞台で得点感覚を取り戻した。

「まだ納得いくような活躍は全然できていない。サポーターは、もっともっと点を取ることを期待していると思います。残り試合数は少ないけれど、その期待にもっと応えられるように頑張りたい」

 本人は、ここまで水戸で残してきた自身の“結果”には、まだ満足できていない様子だが、J2の舞台でさらなる成長を遂げていることを実感する。ここまで、J1昇格争いを繰り広げるチームで16試合に出場。緊迫したゲームを戦い続ける経験値は、はかり知れない。

「ここにきて間違いなく、出場機会だったり、いろいろと経験させてもらうことが増えて、守備面だったり、少しずつでも成長させてもらっている。その成長が、(U-22)代表に呼ばれることにもつながっていると思うので、(水戸に)本当に感謝していますね」


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