上写真=日テレ・ベレーザで結果を残し続けてきた田中美南(写真◎Getty Images)
浦和Lの高橋はな も招集
指揮官は「東京オリンピックで金メダルを取るために、リスタートを切る」一戦に、下記のメンバーを選んだ。先の女子ワールドカップでベスト16で敗退した悔しさを胸に、チームを再編するのではなく、ブラッシュアップしていくという。
例えば、守備に関しては、組織的な守備を磨きながらも、最後の場面で重要になるのは「個人の力」と話し、「国際舞台でどれだけやれるのか」を見極めるために今回、高橋はなを招集したと説明した。
攻撃でも今回は、W杯ではメンバー外だったなでしこリーグの3年連続得点王・田中美南を選んでいるが、その理由を「最近のリーグ戦を見ると、プレーの幅が広がり、自分のベクトルを向けて成長している」と説明。成長したその力を今、国際舞台で試したいとの判断があって招集を決めたと話した。
来年の東京オリンピック本大会に招集されるのは、わずか18人。ワールドカップよりも少ない人数だ。高倉監督は「これからそんなに枠を広げない。ワールドカップのメンバーをベースにチームを高めていく」と今後のチーム作りについても言及した。なでしこジャパンが、いよいと東京五輪に向けて、リスタートを切る。
■国際親善試合カナダ女子代表戦(10/6静岡・IAIスタジアム日本平)
日本女子代表メンバー(選手名・所属)
▼GK
池田咲紀子(浦和レディース)
山下杏也加(日テレ・ベレーザ)
平尾知佳(新潟レディース)
▼DF
鮫島彩(INAC神戸レオネッサ)
熊谷紗希(リヨン=フランス)
三宅史織(INAC神戸レオネッサ)
土光真代(日テレ・ベレーザ)
清水梨紗(日テレ・ベレーザ)
宮川麻都(日テレ・ベレーザ)
南萌華(浦和レディース)
高橋はな(浦和レディース)
▼MF
中島依美(INAC神戸レオネッサ)
松原有沙(ノジマステラ神奈川相模原)
籾木結花(日テレ・ベレーザ)
長谷川唯(日テレ・ベレーザ)
杉田妃和(INAC神戸レオネッサ)
三浦成美(日テレ・ベレーザ)
宮澤ひなた(日テレ・ベレーザ)
▼FW
菅澤優衣香(浦和レディース)
岩渕真奈(INAC神戸レオネッサ)
田中美南(日テレ・ベレーザ)
小林里歌子(日テレ・ベレーザ)
宝田沙織(C大阪堺レディース)
遠藤純(日テレ・ベレーザ)