日産スタジアムでマンチェスター・シティと対戦した横浜FM。スコア上は1-3と、2点差をつけられて敗れたものの、スタッツに目を向けるとシュート数(11本)やCK(5本)で同数を記録するなど、イングランド王者に一歩も引かなかった。左サイドバックで先発出場したティーラトンは、攻撃的な姿勢を貫くチームの信念を強調した。

上写真=横浜FMの左サイドバックを務めるティーラトン(写真◎J.LEAGUE)

■2019年7月27日 EUROJAPAN CUP 2019
横浜FM 1-3 マンチェスター・シティ(イングランド)
得点者:(横)遠藤渓太 (マ)ケビン・デブライネ、ラヒーム・スターリング、ルーカス・ネメヒャ

「この試合でどれだけ学べるか」

 タイ人DFティーラトンの『悪魔の左足』とも呼ばれる正確なキックが、幾度となくマンチェスター・シティの守備網を切り裂いた。左サイドバックながら中央などにも顔を出し、味方からのパスを受けると前線へ効果的なパスを何本も送った。

「相手がどこであろうと、自分たちの信じるサッカーをし、信頼し合う仲間と攻撃的なスタイルを出していく。その中で、左サイドバックからの攻撃も重要となるのではないかと思っていました」と、普段のリーグ戦と変わらず、チームから求められるタスクを全うした。

 ただ、「攻撃は良くても、守備はまだまだ修正しなければいけない部分がある」と、反省点も口にする。「結果は1-3なので、これが今の自分たちの実力かな」と、真摯に敗北を受け入れる。

「今日の相手はイングランドのチャンピオン。この試合でどれだけ学べるかが重要でした。実際にプレーしてみて、まだまだ自分たちの力が及ばないと感じましたが、自分たちの仕事はリーグ戦で勝つことなので、今日はそのための経験を積む一つの試合になったのではないかと。今日の試合で得た経験を、今後の練習とリーグ戦に生かせたらと思います」

 イングランド王者との一戦で得た経験を、J1王者になるための糧にする。

取材◎小林康幸

関連記事

サッカーマガジン 2019年9月号

This article is a sponsored article by
''.