1月12日、鹿島アントラーズのトップチームとユースチームがトレーニングマッチ(30分×3本)を実施した。ユースは柳沢敦前監督に代わり、新たに中野洋司監督が就任。コーチングスタッフには本田拓也コーチも加わった。

上写真=吉田湊海ら鹿島ユースの選手たちがトップチームと戦った(写真◎サッカーマガジン)

大川、長、吉田はトップチームでも出場

 1月12日、鹿島ユースがトップチームとトレーニングマッチ(30分×3本)を行なった。10日には2025シーズンの新体制が発表され、新監督に中野洋司氏が就任。小笠原満男コーチとともに、選手時代に鹿島で活躍した本田拓也氏もコーチを務めることになった。

 12日に実施されたトレーニングマッチでは、世代別日本代表にも招集されるDF大川佑梧、MF福岡勇和、MF大貫琉偉、FW長疾風、FW吉田湊海らが出場し、柴崎岳や鈴木優磨らを擁するトップチームと熱戦を繰り広げた。20分までは一進一退の攻防を見せるも、その後はトップチームの新戦力であるDFキム・テヒョンとFWレオ・セアラに立て続けにゴールを許し、1本目は0対2で終えた。

 2本目は開始早々にFW田川亨介にゴールを決められて出鼻を挫かれ、その後はFW髙木瑛人やMF小笠原央らがチャンスを作るも得点には至らず。終了間際には鹿島ユース出身のFW徳田誉にもゴールを許した。

 3本目には、大川、長、吉田がトップチームで出場。吉田は徳田のトップチーム6点目をアシストしてみせた。一方のユースチームでは大貫とDF元砂晏翔仁ウデンバがフル出場したが、最終的に0対7のスコアで終わり、トップチームに力の差を見せつけられる形となった。

 高円宮杯プレミアリーグEASTに復帰した2024シーズンは優勝した横浜FCユースに得失点差で及ばず、惜しくも2位に終わった。新シーズンには中野監督のもとで再び高校年代の頂点に挑戦するとともに、鹿島ユースBも高円宮杯プリンスリーグ関東2部という新たな舞台に挑む。


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